Lyo-ready（凍結乾燥対応）：POC（ポイントオブケア）やその他診断アッセイのためのグリセロールフリーで高濃度な試薬
カスタムバイオテックの lyo-ready（凍結乾燥対応）試薬は、molecular POC診断を意図したアッセイの製造や開発を効率化するユニークな高性能の酵素製品群です。高濃度でグリセロールフリーのPCR試薬は、直接凍結乾燥できます。そのため、広範囲なアッセイフォーマットに使用可能で、製品開発における柔軟性が高く、コスト節減も可能となります。
lyo-ready （凍結乾燥対応）試薬の使用で得られるメリット
グリセロールフリー処方 ＝ グリセロール除去不要
- 試薬のロスを最大20%削減可能
- 追加の処理ステップを節減
- グリセロール除去後の試験が不要
高濃度 ＝ 試薬容量の低減
- 測定サンプルのための容量を確保
- 感度を向上させます
- 開発戦略の制限を減らします
Lyo-ready（凍結乾燥対応）試薬は、POC（ポイントオブケア）およびその他遺伝子診断アッセイのために、高性能と低コストを両立します。
当社の Lyo-ready（凍結乾燥対応）酵素は、fast-cycling のプロトコルを可能とし、阻害剤に耐性があります。これらの機能により、アッセイ操作が単純化され、検体調製から検出反応までのプロトコルステップに必要な試薬の数と量を最小限に抑えることができます。この効果は、特にポイントオブケア環境で重要な、1回の反応に要するコストの低減につながります。
Figure 1. 凍結乾燥された グリセロールフリー KAPA3G HotStart DNAポリメラーゼは、 高い保存温度でも、酵素活性を保持します。
37℃で4ヶ月超保管した凍結乾燥形状は、非凍結乾燥で-20℃保管された酵素と同等の性能を示します。
Data on file at Roche.
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